こんにちは。千葉です!
カラダの専門家であれば「セルフケア」は馴染みのある言葉ですよね。当然セルフケアは大切なこと。
一方その範囲だけでとらえるのは「もったいないな~」とも考えています。
そこでわたしは【セルフマネジメント】を勧めています。
では、よろしくお願いいたします。
セルフケアの定義
セルフケアとは
自分自身で自分の生命、健康、安寧を維持・管理するために、自らの意思をもって行動し、またその技法を身につけ実践すること。また、そのために医師や医療専門職を積極的に利用することも含まれる。自己ケアともよばれ、自分で整体の施術を行う場合などでは自己療法と同じ意味で使われることもある。また生活習慣病の予防などを目的に、自分自身で健康管理を行うという意味のセルフメディケーションという用語もある。
コトバンクから引用
概ねイメージ通りだと思います。
自分で社会にあるリソースを選ぶ能力
情報を得て実践する能力
このあたりが求められています。
セルフメディケーションの定義
つづいてセルフメディケーションとは
セルフメディケーションは、世界保健機関(WHO)による定義では、「自分自身の健康に責任をもち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされている。
コトバンクから引用
大きな不調でなければ「自分で何とかしよう」「自分で判断・対処しよう」という感じでしょうか。
意思をもって主体的に判断することを求められているイメージです。
これらはともに「健康」にフォーカスした言葉。
病気にならないように予防することが目的です。
そこで私が「もったいないな~」と考えてしまうのは、多くの方が健康でいることを最大の目的にしてしまいがちなことです。
これは施術やセッションを提供する側も専門家であるがゆえに無意識に引き込まれていきます。自分自身が大切にしていることですからね。
ただしあなたの幸せや目標達成が人生の目的なはず。
だからこそ私は人生を軸に健康を考えることを勧めています。
それこそがセルフマネジメントです。
セルフマネジメントの定義
セルフマネジメント=「自己管理」です。
目的はあなた自身の目標達成や自己実現。健康維持ではありません。
セルフマネジメントの要素
構成要素の例を挙げます。
①メンタルヘルスケア
メンタルヘルスケアには職業別に様々なカタチがあります。セルフマネジメントでは、働く本人が自分自身で心のケアを行う「セルフケア」が重要。
②レジリエンス
「回復力」や「復元力」とも訳されます。あらゆる困難やストレスに対して柔軟に適応・回復し、すぐに立ち直ることができる「しなやかな強さ」のこと。まるで東洋医学の【養生】ですね。
③マインドフルネス
今この瞬間の自分の状態に意識を集中させた状態のこと。瞑想などをすることで、マインドフルネスの状態に到達することを目指します。
④アンガーマネジメント
「一呼吸おく」、「感情を記録する」など、怒りの感情と上手く付き合うための心理トレーニングの1種。
⑤キャリアデザイン
将来なりたい自分を実現するために、人生・キャリアを主体的にプランニングしていくこと。
私の趣向に寄せると①~④は「呼吸」に支えられ、影響しあっています。呼吸は生まれてから死ぬまでおこなうことですから、人間は呼吸とともに改善・停滞・不調等のカラダの変化を起こしているのです。
ヘルスケアの扱い
一般社会ではセルフマネジメント、セルフケアはどちらも「自己管理」といわれますよね。
ここではセルフケアやセルフメディケーションはセルフマネジメントを支える一部として扱われます。
ここでヘルスケアの扱い方・とらえ方の例を挙げます。
「85歳までは趣味の登山をつづけたいから、足腰を丈夫に保つためにパーソナルトレーニングを受けよう」
「半年後に人生に重要な仕事があるから、今からやるべきことや体調管理をあらためて見直そう」
これらはあくまで人生の目標をために健康を手段にしている考え方です。これを真似してください。
さいごに
「人生の自己実現のために健康を使い倒す」ことを目指しましょう。
また書きます。
千葉 のぶたか
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